学校の卒業などを機会に、クラスTシャツやマグカップ、バッグや筆記用語などの記念品を作ることもありますが、思い出の写真を使ったアイテムが欲しいと思うこともあるかもしれません。クラスTシャツの場合も写真を使ったアイテムを作成できますが、依頼する業者によってプリンターが違うため、きれいにできるかどうか、色数などに違いが出てきます。きれいなカラーの写真をクラスTシャツに使いたい場合は、ダイレクトカラープリントができる業者を選ぶと良いでしょう。従来のTシャツプリントは色数が少なかったため、白黒っぽい色合いにレタッチしたり、イラスト風に加工するなど工夫をしてきていましたが、ダイレクトカラープリントはデザインに修正を加えることなく写真をそのままきれいに印刷することができます。
プリントする位置も縫い目などを除いて、ほとんどのところにできるので、肩や胸ポケット部分、フードなど、自由度の高いTシャツを作ることができるでしょう。ダイレクトカラープリントは付加価値の高いTシャツ作成技術のため、価格は通常よりも少し割高になります。グラデーションや細かなデザインが使える点もメリットなので、1枚の写真だけでなく、素材として業者に渡すデザインもある程度凝ったものを作ったほうが良いかもしれません。シルクスクリーンプリントでもカラーのものは作ることができますが、版画のように複数回印刷をするため、色数が多いと逆に高くなるケースもあります。
どの技術で印刷するか、決まったデザインや色数を元に比較してみると良いでしょう。